今度、タイトルのような中身で対話をすることになったので、自分の中での整理も含めて、ちょっと記事にしてみます。

  • なぜ教員を目指すか
  • 校種はどう考えているか
  • 教員として、教科・分掌・その他のどれに力を入れたいのか
  • 教員として、何を伝えたいのか
  • 教員になるべきか
  • 最後に

なぜ教員を目指すか

基本的な問いですが、どうでしょう。

  • 人に何かを教えることが好き・得意
  • 子どもが好き
  • 恩師との出会い(あこがれ)
  • 安定の公務員

代表的なものを挙げてみました。どうですか。
僕の場合は、端的に言うと「好きな場所で大切な場所だから」というのが、先頭に来ます。採用試験に合格した時の志望動機欄もそんなことを書きました。

この問いの部分は以下の問いを進めてくうえで前提となる問いなので、なるべく端的に箇条書きで、順位を付けて理由を挙げておいてください。

校種はどう考えているか

「校種」すなわち、幼稚園、小学校、中学校、高等学校はどう考えていますか。

制度的なこと(免許状の違い)もありますが、それぞれの校種で担う主な子どもの発達段階には大きな違いがあります。

「子どもが好き」というのがなりたい理由上位の人は、幼稚園、小学校を選べばよいのでしょうか。
「人に何かを教えるのが好き・得意」という人は、どの校種でもよさそうに見えますが、本当にそうでしょうか。
「恩師との出会い」の人は、出会った恩師のいた時代を選べばいいのでしょうか。

僕の場合は、「好きな場所で大切な場所」だったのは、小中高のどれもです。振り返れば、学校に居残る教員泣かせの子どもだった気がします。恩師と出会ったのは、小高です。うーん、定まりませんね。

「教員になりたい理由」の次に「校種」を問うのは酷なのかもしれません。
とりあえず、次の質問に進みましょう。

教員として、教科・分掌・その他のどれに力を入れたいのか

校種で若干変わりますが、教員の仕事を大別すれば、教科(授業)・分掌(授業以外の学校運営や幼児児童生徒にかかわるアレコレの校内的な窓口分担)・その他(学級、クラブ・部活動)の3領域に分けることが多いのかと思います。

3つの軸とでもいえるこれの、どれを最重要視しますか。

僕は欲張りなので、「教科」と「分掌(進路)」です。しかも「教科」はそれなりに掘り下げてやりたいと思っています。

ということで、僕の場合は、ここで校種を「高等学校」と定めました。
あなたはどうですか?教員として働くイメージわいてきていますか?

教員として、何を伝えたいのか

ちょっと難しい質問になりますか。でも、教員をやるなら大事なことだと僕は思います。

一呼吸おいて、コーヒーでも一杯淹れて、よく考えてみてください。

僕の場合は、「いろいろな”みかた”で事物をみたとき、やっとその事物をとらえることができる」ということを伝えたいと思っています。

この問いは、次の問いの前提となる大切な問いなので、よく考えてから進んでください。

教員になるべきか

あなたが、「教員として、何を伝えたいのか」で答えたことは、「教員」にならなければ、伝えることはできませんか。もしくは、「教員」以外の道で、もっとよりよく必要としている人に伝えられはしませんか?

「教育」という道に進もうと考えるとき、僕らの最も身近なところにいる教育関係者はおそらく「教員」で、なんとなくその仕事も分かった気になっています。だから、なんとなく「教育」=「教員」という図式が出来上がっているように思います。

はたして、この図式は正しいでしょうか。いや、少なくとも僕には否と思えます。

学校教育、家庭教育、地域教育、学校外のその他の教育...

先が見通せないと嘆かれえる現代において、「教育」とう営みが展開されるフィールドが「学校教育」以外にも多くなっているように思います。

あとは、なければつくるという作戦も無きにしも非ずです。

一呼吸おいて、コーヒーをもう一杯豆からひきつつ淹れて、考えてみましょう。

最後に

本気で「教育」に携わりたい人こそ、本当に「教員」がいいのかをよく考えてほしいと、僕は思います。

「安定の公務員」を理由として、教員になろうとする人を止めはしません。たぶん、あなたは教員として定年までそれとなく勤めるでしょうから。

僕は一定のポジティブな理由をもって、教員という職業を退きました。そして、すっかり違う畑の「サーバー技術者」をやっています(情報か商業の先生だったのかといわれることが多々ですが、理科です)。そんな今でも「教育」という営みには参加できています。

自分の伝えたかったことを、伝える場もいただけています。まだまだ、小さな芽ですが、いっぱいの太陽の光と、水と、いろんな人の手間暇を受けて、大きく育てていきたいなと思っています。


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