サンダーマスクの主題歌は山本正之ではないということに公式にはなっているみたいだけど、劇中バージョン(ボーカルに何の処理もかかっていない素のバージョン)を聞くだに、モロに山本正之だ。もしこれが山本正之でないとしたら、この歌手は山本正之と「とてもよく似た声質」で「とてもよく似た節回し」で「とてもよく似たリズム感覚」で「とてもよく似た言語イントネーション(おそらく居住地域がほぼ一致するくらいに)」の持ち主ということになる。っていうか、「もしサンダーマスクの主題歌を山本正之がマジメに歌ったら」必ずこうなるに違いない、と思うくらいよく似ている。ほんとに別人なんすかね。

それはさておき、サンダーマスク。だいたいネタとしてしか扱われない作品なんすが、実はよく出来てる。いちおう最終回は第一話とつながってるし、13話あたりともつながってたりする。13話あたりの内容はまぁ、覚えているからどうと言うこともないのだけど、いきなり1話のネタを持ってこられてもみんなとっくに忘れてる。今回、たまたま1話と最終話を続けて見てたらやっと気がついたというくらい回りくどい小道具の使い方。天の星っつーアイテムがあって、1話ではサンダーマスク復活の鍵なんたけど、その後、必要がないので忘れ去られていたこのアイテムが、最終回でヒロインとの別れのシーンで突然出てくる。でも、何でいまさら…しかもこんな使い方ですか?というような…ここらへんの「内容的にまったく貢献しない無意味な努力の空回り」がこの作品の味で、ネタとしていつまでも愛され続ける秘密だったりするような気がひじょーに強くしてしまう最終回だった。

つーか、1話と最終話、こんなに内容がかけ離れてていいのかなぁ…